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0線の映画地帯 鳴海昌平の映画評

『ハイジャッキング』




ブランドン・ナット『ハイジャッキング』、

大きなテロ組織を追うCIAのエージェントのランディ・クートゥアは、作戦に失敗して捜査から外される。

だがランディは、世界的企業の重役たちが乗る飛行機を、テロ組織がジャックする情報を得る。

彼は飛行機に乗り込むが、そこにはかつての恋人ティファニー・デュポンも同乗していた。

その後飛行機はハイジャックされ、ランディはテロリストたちと戦う事態となる。




ランディ・クートゥア主演の、高度1万2千メートル上空で、テロリストとCIAエージェントが戦う航空アクション映画。

ランディ・クートゥアは、総合格闘技のUFCでヘビー級とライトヘビー級の2階級を6度制した元格闘家であり、「エクスペンダブルズ」シリーズにも出ているが、その強さがこの映画にしっかり出ているとは言い難い。

元格闘家なんだから、別にスティーブン・セガール節でメチャクチャ強いという描写でもいいのに、妙にテロリストに振り回されているシーンが多くてパッとしない。

それに恋人のティファニー・デュポンとのやり取りもちょっとぎこちなく、本当に元恋人関係?と思えてくるほど、役の上とは言え、このカップルは似合っていない。

テロリストがハイジャックしてきてからのアクション展開はそれなりに見ていられるが、それでも大して派手なものではなく、終盤のオチもだいたいハナから想像がつく程度のものである。

冒頭から出てくるヴィニー・ジョーンズがあっさり死んでしまうのも、ちょっと勿体無い。

テロリスト3人組にもあまり凄みがなく、それなりに暴れる程度だし、ハイジャックに纏わるパニックアクション的なサスペンスも薄い。

そう破綻した映画ではないが、随分こじんまりまとまりすぎていて、そこが物足らない一篇。 2018/02/27(火) 01:16:44 外国映画 トラックバック:0 コメント(-)

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