0線の映画地帯 鳴海昌平の映画評

『野球拳キャノンボール』




ジェイ・ジェイ・コブラ『野球拳キャノンボール』、

ある日、女子高生の川原里奈は謎めいた密閉空間で目を覚ます。

そこには他に看護師の川菜ひかると会社経営者の桃井りかがいた。

何がどうなってるのか理解できない3人だが、オラ様と名乗る奇怪な喋る人形がモニターに映り、3人に向けて野球拳を強要する。

ジャンケンで負けると衣服を脱ぐというゲームだが、それは全国で放送され、視聴者の賭けの対象となっていた。

3人は鼻先に賞金を突きつけられ、そのために野球拳に参加するが、それはただの野球拳ではなかった。




野球拳バトルロワイアルもののような作品。

野球拳に負けると脱がされるだけでなく、同時に3人がそれぞれ抱える事情や問題が明らかになっていき、関係者の男が出てきて、3人は罰ゲームのような拷問や罰を受けるのだが、ややこしい状況説明をごちゃごちゃするわりに、順々に罰ゲームを受けていく展開が単調で、結局それだけの話である。

一見純情そうな川原里奈も、ワケありな看護師の川菜ひかるも、ぽっちゃり爆乳体型の傲慢な女社長役の桃井りかも皆役に合ってはいるが、大してエロがあるわけでもなく、まるで退屈なバラエティ番組みたいな映画である。

展開がわりと早いので、最後まで見てはいられるし、あからさまにつまらなくもないが、あんまり大したことはない一篇。 2017/07/22(土) 03:30:51 Vシネマ トラックバック:0 コメント(-)

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