0線の映画地帯 鳴海昌平の映画評

『みこすり半劇場 生搾りスーパーDX』




中野貴雄『みこすり半劇場 生搾りスーパーDX』、

国際謀略組織スカンク団に二人の忍者が忍び込む。

奥飛騨くノ一の新生美育は、アジトからスカンク団が開発した最終兵器アースシェイカーを奪う。

だが逃走中、アースシェイカーを落とす。

その頃、OLの穂花は、犬の散歩中にバイブレーターに似たものを拾うが、それはアースシェイカーだった。

アースシェイカーは動き出すと日本に大地震を起こす侵略兵器だった。

穂花の一家は能天気に暮らしていたが、アースシェイカー争奪の国家的騒動や、スカンク団のエージェントとくノ一たちの抗争に巻き込まれていくが。






岩谷テンホーの4コマ漫画を映像化したシリーズ第2作目。

4コマ漫画ではあるが、大筋は繋がっており、随所に4コマ漫画の映像化らしい挿話的な描写とオチが描かれていく。

まあそれは漫画でやれば面白いんだろうが、映像でやるとさすがにお寒いものになり、延々くだらないコントを反復しているだけの作品に見える。

後々に武闘派的なアクション女優になる亜紗美が、まだアイドル風のテイストで女子高生役をやっており、脇をなかみつせいじや本多菊次郎、岡田智宏、かわさきひろゆき、吉行由実などのピンク映画の役者陣が固めている。

中野貴雄らしさはモンドテイストの音楽や、ちょっしたキャットファイトシーンに多少出ているぐらいで、随分薄味である。

お話の筋もありがちだし、大して笑えるギャグ描写もなく、ひたすらショーもなさが際立つ作品である。

エロバカコント映画の印象が強いが、コントとしても随分ベタな感じの、あまり面白いとは言い難い一篇。 2017/04/25(火) 01:35:52 Vシネマ トラックバック:0 コメント(-)

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