0線の映画地帯 鳴海昌平の映画評

「メガ・シャークVSジャイアント・オクトパス」




エース・ハンナ「メガ・シャークVSジャイアント・オクトパス」、

アラスカ沖のチュトコ海では、米軍の軍用ヘリが、新型ソナーの極秘実験を行っていた。

海中では小型潜水艇で女性科学者のデボラ・ギブソンが鯨の群れを観察していたが、新型ソナーのために鯨が暴れて万年氷に激突し、氷壁が崩れて、そこから巨大サメと巨大ダコが現れる。

デボラは、その巨大生物が150万年前に絶滅したメガロドンと巨大タコであることを、恩師の博士ショーン・ローラーの協力のもと知ることになる。

長い眠りから甦った巨大生物は、世界中の海域で暴れ出し、デボラはショーンや日本人科学者と協力して、事態を解決に導こうとするが。




二匹の眠りから目覚めた巨大生物が暴れまわるモンスターパニック映画。

しかし妙にほのぼのとした映画で、それはデボラと日本人科学者シマダ(とは言え演じているのは日本人ではないヴィク・チャオ)の恋愛描写が随所にヌルく入るからだろう。

それに海上を飛んでいる飛行機に巨大サメが食いついて破壊したりの絵柄がダサく(苦笑)、巨大サメも巨大ダコも出てくる度に妙に笑わせるテイストがある。

巨大、巨大言うわりには絵的にはセコイし、結局クライマックスではサメとタコを戦わせる作戦に出るが、その対決映像もやっぱり絵的になんだかセコく、サメにタコ足が絡み付いていくバトルが妙にかわいいのである。(苦笑)

デボラ・ギブソンは本業は歌手であり、そこそこヒット曲も出して人気もあった元アイドルだが、何故かこの巨大生物対決シリーズには何作も出演している。

中々美人だから主役としては華があるのだが、ただ予想以上に凶暴な巨大生物と戦ってる最中に、やたらと日本人科学者シマダとラブラブアイコンタクトを送りまくる描写があり、それがヌルくてちょっと可笑しい。

まあ一応、巨大サメと巨大ダコにフェロモンを嗅がせて戦わせることのヒントになるラブラブ描写ではあるが。

全く大した映画ではないし、ロクに迫力もないが、すごくつまらないというほどではない一篇。 2016/12/10(土) 01:35:01 外国映画 トラックバック:0 コメント(-)

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