0線の映画地帯 鳴海昌平の映画評

「新 だまし屋本舗・蛍 〜おいしいバイトにご用心〜」




新里猛「新 だまし屋本舗・蛍 〜おいしいバイトにご用心〜」、

女探偵の蛍=蒼井そらは、法律に詳しいのとアイドル的ルックスでもって、女性の敵と戦っていた。

ある時、被害者女性から依頼がきて、女性は簡単な仕事で高収入な上にイケメンとのH付きというバイトの情報を知り、ツーショットダイヤルに連絡したが、その後トラブルになって300万円を請求されていた。

話を聞いた蒼井はそのバイト先である悪徳企業ラブネットを怪しんで、助手の藍山みなみや情報屋の男と共に、悪徳企業に一杯食わせて、依頼者の女性を救おうと体を張る。




蒼井そら主演のシリーズ作の一作。

悪徳企業の巧妙な手口の実態を丁寧に解明していく展開が意外と面白い。

藍山も蒼井もそのために体を張るが、蒼井には過去に亡き母親が酷い被害に遭っている怨みがあり、その怨みと怒りが体を張った潜入捜査や真相究明、果てには悪徳企業を逆に罠にハメてまで懲らしめることのモチベーションになっているように描かれている。

その悪徳企業側のボスが疑り深い奴として描かれ、そうシンプルに蒼井に騙されない描写となっているところも悪くない。

あくまで悪徳企業側と蒼井のコンゲーム的攻防戦に徹した描き方になっているところが中々よい佳作な一篇。



2016/08/16(火) 05:20:49 Vシネマ トラックバック:0 コメント(-)

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