0線の映画地帯 鳴海昌平の映画評

「白昼の人妻 犯られる巨乳」

竹洞哲也「白昼の人妻 犯られる巨乳」、

櫻井ゆうこは夫の刑事が多忙なため、すれ違いの生活をしていたが、櫻井の誕生日には、久々に夫婦憩いの時を過ごした。

しかし櫻井への自分の贈り物が届いたと思って玄関に出た夫はいきなり銃殺され、櫻井も夫の死体を確認した後意識を失うが、目が覚めると謎の男にレイプされていた。

その後櫻井はまた意識をなくすが、気がついたら病院のベッドの上だった。

半月後、櫻井は警察もアテにならず、自分で襲撃犯の男女を捜すが、その襲撃犯を雇っている、表向きは良き家庭人だが、裏では殺し屋組織を束ねている男に雇われている殺し屋の男が、歩道橋で脇腹をおさえて倒れているところを櫻井が助ける。

男は裏世界の女医・倖田李梨に連絡するよう櫻井に頼むが、櫻井は男の拳銃を発見して、自宅へ連れ帰る。

そして自分の仇討ち事情を話し、男が殺し屋と知ると協力を求める。




復讐する人妻を描いた、どこか「キル・ビル」ベースな、ピンク殺し屋アクション映画。

女医の倖田がアイパッチをしていたり、襲撃犯の殺し屋男女に奇妙な個性があるところや、そのショットセンスなどにも、低予算な「キル・ビル」みたいなテイストが窺える。

女殺し屋役のかすみ果穂が中々好演している。

派手なアクションシーンはないが、櫻井と殺し屋や倖田の関係、普段は普通の人っぽい殺し屋グループのボスとその妻の関係にも味があり、適度にエロをはさみながら、わりと個性的でお茶目なテイストの殺し屋映画&復讐活劇になっている。

まあ竹洞哲也&脚本小松公典コンビは、こういう題材が鉄板とは思えないので、そう傑作とも言い難いが、それでも殺し屋映画的展開にはちょっとした楽しさもあり、まあまあ悪くない一篇。
2016/08/06(土) 00:04:14 その他 トラックバック:0 コメント(-)

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