0線の映画地帯 鳴海昌平の映画評

「エクスペンダブル・レディズ」




クリストファー・レイ「エクスペンダブル・レディズ」、

アメリカ大統領の娘が乗る護衛車がカザフスタンを走行中、ブリジット・ニールセン率いるテロリストに襲われ、娘は拉致される。

ホワイトハウスには娘の映像メッセージが届き、娘を解放してほしくば、48時間以内にニールセンの国にいる敵対者を全て排除し、自分を大統領にしろと要求してくる。

CIAはニールセンが異常な男嫌いで弱い女を見下していることを知り、服役中の女囚から、海兵隊にいた元狙撃兵のクリスタナ・ローケン、特殊部隊の小隊長ゾーイ・ベル、元CIAエージェントから殺し屋になった女、自称テクノ・アナキストで爆発物に明るい女の4人を集める。

そして恩赦と引き換えに、4人を人質救出のために、ニールセンがいるカザフスタンの旧ソ連の刑務所跡地に出動させる。




「エクスペンダブルズ3 ワールドミッション」を元ネタにしたモックバスターOV映画。

元ネタの主役・スタローンの元妻・ブリジット・ニールセンが、神取忍チックに男前な女テロリストのボスによく似合っている。

ニールセンのアジトに四人が乗り込み、娘を一旦救出するまではエラいあっさり展開するのだが、途中4人の中に裏切り者が出たために救出作戦は失敗する。

アジトに行く途中に仲間に入れてくれと言ってきた、謂わば部外者の少女が惨殺されたことで、ゾーイの怒りに火がつき、そこからは喧嘩殺法のブチ切れアクションの雑な大味さでアジトに戻り、仲間を救出しながら裏切り者を殺す。

最後はしつこく食い下がるニールセンとの空中での戦いとなる展開だが、まあそれほど見所はないものの、わりと無駄な描写なくスタスタお話が進むので、飽きずには見ていられる。

最後の空中アクションはまあまあ迫力あるが、この手のアクション映画では並レベルだろう。

クリスタナ・ローケンが主演扱いだが、お話の実質的主役のゾーイ・ベルは女版カート・ラッセルみたいな風貌で、クールでワイルドなオバさんだが、少々人情家なところがある役どころに合っている。

まあまあな出来の一篇。




2016/07/16(土) 04:11:12 外国映画 トラックバック:0 コメント(-)

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