0線の映画地帯 鳴海昌平の映画評

「追跡者 SHOT GUN」




室賀厚「追跡者 SHOT GUN」、

韓国で逮捕されていたヤクザ組長の小沢仁志は韓国警察に取引を持ちかけられる。

それは早く出所させることを条件にした殺しの依頼だった。

殺す相手は日本育ちで今は韓国マフィア幹部の白竜で、小沢は麻薬の取引を装って、白竜と接触するが、一瞬隙を突かれ命を狙われる。

そして白竜に「お前も捨て石に過ぎない」と言われ、そのまま白竜は消えた。

その後小沢は日本に向かう。




小沢仁志の出世作「SCORE」で組んだ室賀厚監督とのコンビ作。

しかし銃撃戦は一応あるものの、かってのような緊迫した派手な銃撃戦はなく、対立していたはずの小沢と白竜が理解し合っていくプロセスがメインで描かれている。

韓国警察はかなり闇を抱えた組織なようで、妙にノンビリしており、だから小沢と白竜が餌を撒かれてガンジガラメになっていることに緊迫したノワール感もあまり出ず、錯綜しているようでそうでもないお話に終始しているだけだったりする。

それなりに退屈せずには見てられるが、ただそれだけのことであり、韓国警察絡みの犯罪映画である事の意義もイマイチ薄い。

結局定番なパターンに回収されていく、まあまあな一篇。 2016/01/19(火) 03:13:16 その他 トラックバック:0 コメント(-)

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