0線の映画地帯 鳴海昌平の映画評

「午後の奥様〜魅惑のアロマ・エステ」


山上カヲル「午後の奥様〜魅惑のアロマ・エステ」、

つぼみは平凡な主婦だが、ある時街でエステ募集をしている男に声をかけられる。

実はつぼみは結婚前にエステの仕事をしていたので、駅前のそのエステでパートとして働くことにする。

オーナーの説明では女性専用店とのことだったが、それは建前で経営の為男の客もいたのでつぼみは少し困る。

しかし優柔不断なつぼみは男の客の施術をすることを了承。

客は童貞学生で、つぼみのマッサージに興奮したり恥ずかしがったりしていた。




人妻が男性客のいるエステで働くことになるお話。

当然の展開で、童貞学生はつぼみに特別な感情を抱くようになり、つぼみも筆おろしに協力するという風に話は進むが、オーナーが施術室に監視カメラを付けていたため、筆おろしというやりすぎな仕事を見つかったつぼみはオーナーに迫られ、という内容。

しかし話が転がって、そこからつぼみが堕ちていく話かと思いきや、つぼみはその後あっさり店を辞め、最後は童貞喪失後、彼女ができた学生からの知らせを受けて、つぼみがちょっと嫉妬して終わりというなんともマッタリしまくっているだけの長閑さだったりする。

やたら長いつぼみによる童貞学生への施術シーンなんて、お話のただの前振りかと思ってたら、結局それがお話の全体であり(苦笑)、ついには何の盛り上がりもないまんまハッピーエンドという、ある意味どうしようもないマッタリ感に終始している作品である。

まあ元々この手はそんな程度のものかもしれんが、あまりのマッタリ終始ドラマ故に少々エド・ウッドの作劇を想起させる。(苦笑)

そんな長閑極まりない、どうしようもないマッタリ感の一篇。


2015/12/05(土) 01:02:21 Vシネマ トラックバック:0 コメント(-)

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