0線の映画地帯 鳴海昌平の映画評

「夫婦交換 〜禁断スワップ〜」

田村孝之「夫婦交換 〜禁断スワップ〜」、

あおばはある日隣に引っ越してきた人妻・石黒優の色気と美しさが気になるが、あおばの夫も石黒に惹かれ、ホテルへ行く。

だが、そこには仮面を被った石黒の夫がいて、自分の見ている前で石黒を抱いてくれと言う。

あおばの夫はその後、あおばに浮気の証拠を発見され喧嘩になるが、あおばも隣の石黒夫婦のいるホテルを訪れ、妻・石黒の前でその夫と不倫することになる。

その後あおば夫婦は隣の石黒夫婦と夫婦交換するようになる。




一つのマンションの隣人夫婦がスワップする様を描いた作品。

しかし二話に分けて語られる構成は中々悪くなく、第1話はあおば夫婦側から、第2話は同じ話を隣の石黒優夫婦側から描いていて、第1話はいかにもありがちな夫婦交換ものだが、第2話で隣の石黒夫婦の事情とあおばの過去が繋がる構成になっていて、どこか日常の謎ミステリのような感じもある。

まあとは言え、石黒の夫の正体はハナから察しがついたのだが。

最後石黒夫婦には念願の子供が生まれるが、それが単にハッピーエンドなのか、スワップ後故の僥倖なのかはっきり語られずに終わるも、中々構成で面白く見せている。

この同じ話を二話構成で人物視点を変えて描く作風は、前に書いた城定秀夫脚本の「監禁 姉妹教師」にも見られたものだが、どちらも悪くない。

こちらも清水匡の脚本がそれなりに面白く見せている一篇。

2015/11/07(土) 01:01:45 Vシネマ トラックバック:0 コメント(-)

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