0線の映画地帯 鳴海昌平の映画評

「修羅の統一 完結篇」





辻裕之「修羅の統一 完結篇」、

ヤクザ組織銀城会が三代目体制となった。

加勢大周が所属する一家の総長は理事長になり、加勢は幹事長に出世する。

だがかねてから確執がある川崎一家との抗争が始まる。

その上大組織は内部分裂し始め、加勢も巻き込まれていく。





白竜主演となっているが、最後はほとんど加勢大周主演の完結篇。

逮捕された後、今は俳優引退している加勢大周は役者後半はVシネ極道映画で気を吐いていたが、ここでは信頼厚く出世もし、筋も通すが、キレるとかなりの武闘派なヤクザ役を中々好演している。

哀川翔の兄弟分が妙にトッポいノリのキャラだが、硬派な感じの加勢と好対照でいいバランスとなっている。

白竜が貫禄の存在感で加勢をバックアップしているスタンスの役どころで、全体的にキャスティングのバランスが相互的にうまく噛み合っているように見える。

淡々と語られているが、どこか筋者ギャング一代記のような感じで加勢大周が目立っている一篇。
2015/10/06(火) 00:35:22 Vシネマ トラックバック:0 コメント(-)

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