0線の映画地帯 鳴海昌平の映画評

「新妻 衝撃の夜」

矢竹正知「新妻 衝撃の夜」、

男は専務の娘・白鳥麗と恋仲で、白鳥との結婚を専務に許してもらおうとするが、白鳥は近いうちに結婚するから近寄るなと断られ、ショックを受ける。

しかも結婚相手が仲の良かった同僚だったため、男のショックは大きかった。

だが同僚は結婚後浮気をして外泊が多くなり、そのことでストレスを抱えた白鳥は万引きをしてしまうが、その現場を男が丸く収めたことから、男は裏切られた復讐心で白鳥を脅し始める。



妙に古臭いピンク映画。

ほとんど1960年代の素人学生映画のような感じだが、これが1990年の作品なのに正直驚く。

確かにサントラは90年代っぽいのだが、室内シーンから役者の芝居から絡みに到るまで悉く古臭く、途中挿入される女のナレーションがまたやたらと入りまくるだけでなく、妙に説明的で、素人自主映画っぽさを増幅させている。

一応男女の痴情のもつれを描いたノワール譚といった感じだが、演出のヌルさ、芝居のぎこちなさ、台詞の古臭さ、妙に感情的かつ説明的すぎる女のナレーションばかりが際立つ映画である。(苦笑)

なんともレトロなヌルいピンクといった感じの一篇。
2015/09/19(土) 03:09:21 その他 トラックバック:0 コメント(-)

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