0線の映画地帯 鳴海昌平の映画評

「人妻調教日記 友人夫婦の目の前で」

蒲原生人「人妻調教日記 友人夫婦の目の前で」、

星野あかりはギャンブル依存症で働かない夫と離婚後、レストランのパートを始めるが、その後青年実業家と再婚する。

一転して人も羨むセレブ生活を送る星野だったが、ある時、酒に酔った新しい夫は星野に目隠しをして手を縛り、強引に襲いかかってくる。

実は夫は真性のドS男だった。




タイトル通りの内容の作品。

まあだいたいこの監督でタイトル通りの内容だと、ただタイトルに偽り無しなだけで、味も素っ気もない段取り通りなだけのものに終わることも多いが(苦笑)これは主演の星野あかりが真性ドSの夫に調教されていく様をかなりの臨場感を出して熱演しているので、話の筋は段取りっぽくても、各シーンがその調教されてしまう星野のドMな熱演でちゃんと生きている。

ドS夫に追い詰められ、友人夫婦の前で痴態を晒すことになるまでの描写にも小さなサスペンスが生まれているので、シンプルな段取り話風なのに、そこにドラマ性すら感じられるものになっており、だからラストのバッドエンディングもわりと決まったものになっている。

派手なSMシーンはないが、星野あかりの熱演と絡む役者陣の好演が、段取りっぽいお話に血肉を通わせているような、意外に悪くない一篇。
2015/08/22(土) 00:39:34 Vシネマ トラックバック:0 コメント(-)

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