0線の映画地帯 鳴海昌平の映画評

「いけない!ルナ先生 アイドルって最高!!篇」



吉村典久「いけない!ルナ先生 アイドルって最高!!篇」

深澤大河は地下アイドルのサムギョプサル和田のファンだったが、彼女はクラスメイトの女生徒と同一人物であると知る。

彼女は元レスラーの父・お宮の松にレスリングの道を強要されアイドルをやれなくなる。

深澤は和田にアイドルを続けさせるよう父に頼むが、父はそれなら深澤が自分にレスリングで勝ったらという無謀な条件を出す。

深澤の父・蛭子能収に頼まれて世話係に来ていたルナ先生=手島緑は大学レスリング部に通って深澤のために技を仕込んでくる。




上村純子の原作コミック映像化シリーズの一作。

手島緑のルナ先生はシリーズ中一番魅力ないものの、最も先生と呼ばれるに相応しいタイプなので、その意味ではシリーズ中ではかなり現実味のあるキャスティングとは言える。

地下アイドルをやってる時のサムギョプサル和田にもまるで魅力がなく、何でこんなのに入れあげるんだよ?という疑問はあるが、しかしそれは現実にいる地下アイドルに対してもよく思うことなので(苦笑)リアリティーがないということではない。
寧ろリアルである。(苦笑)

最後は深澤がお宮の松と戦う展開で、まあこのお宮と和田のレスリング父娘は露骨にアニマル浜口父娘のパロディーだろうが、一応それなりにお話が二転三転するドラマ性はある。

まるで大した代物ではないが、まとまってはいる一篇。 2015/08/15(土) 00:39:15 その他 トラックバック:0 コメント(-)

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://shoheinarumi.blog18.fc2.com/tb.php/1653-1cbee1cb