0線の映画地帯 鳴海昌平の映画評

「覗かれた奥様 恥ずかしの盗撮レズ」

蒲原生人「覗かれた奥様 恥ずかしの盗撮レズ」、

ヨガの講師の野中あんりはヨガの生徒の七咲楓花夫婦に自分の住むマンションを紹介する。

だがこのマンションの管理人は勝手に住人の部屋に入ったり盗撮などしており、これまで野中も盗撮されていたが、今度は七咲夫婦の新居にもカメラが仕掛けられる。

モニターには夫妻の営みや野中と七咲のレズ行為などが映し出される。




盗撮ものなのかレズ話なのか焦点がはっきりしない作品。

ドラマ的には七咲と野中がレズ関係になっていくプロセスがメインに描かれているようにも見えるが、絶えず盗撮されていることが物々しく匂わされているわりに、最後までただ盗撮されてましたってだけで何もドラマ的にはなく、レズ関係の描写も中途半端で結局何が描きたいんだか曖昧なまんまの空中分解感で終わってしまう。

まるで脚本が未完成な状態でテキトーに挿話を重ねただけみたいな展開と描写で出来損ない感が半端ない。(苦笑)

まあこの監督の作品が出来損ないであることはそう珍しくもないが(苦笑)それにしてもちょっと酷すぎるところがある。

盗撮話をドラマに絡ませたいならこけおどし描写だけでなく、もうちょっと盗撮している管理人を描くべきだろうが、この管理人はチョイチョイ地味に出てくるだけなので脇役ほどの役割すら果たしていない。

なんとも不出来すぎる一篇。

2015/06/27(土) 00:15:41 Vシネマ トラックバック:0 コメント(-)

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