0線の映画地帯 鳴海昌平の映画評

追悼 愛川欽也




愛川欽也氏が亡くなった。

ドラマに映画にバラエティーに活躍した人だが、映画ではやはり「トラック野郎」シリーズのヤモメのジョナサン役が一番有名だろう。

だが個人的には石井輝男監督の主演作「キンキンのルンペン大将」が一番忘れ難い。

チャップリン型の喜劇映画だが独特のペーソスや絶望感があり実にいい味わいで愛川氏は好演していた。

また声優もジャック・レモンの見事なハマりぶりだけでなくジーン・ケリー他の吹き替えはどれもいい感じで好きだった。

ドラマ出演が多い人だが自主映画も監督、主演で亡くなるまで多く作られている。

BSドラマも監督、主演の「港古志郎 警視」を作られ、昔主演された「東京メグレ警視」シリーズを思わせるものだったが、多少奇妙なテイストではあるものの(苦笑)新東宝系の日米映画のB級犯罪映画を想起させるものでもあった。

そして愛川氏と言えばやはり昭和の超名曲パンク歌謡「死ね死ねブルース」である。

まあ葬儀でこの曲が流されることは多分ないだろうが、こういう曲に愛川氏のセンスがすごくよく出ていると個人的には思う。

亡くなる寸前まで精力的に活躍された才人だった。

愛川欽也さん、ご冥福をお祈り致します。 2015/04/18(土) 01:26:41 R・I・P トラックバック:0 コメント(-)

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