0線の映画地帯 鳴海昌平の映画評

「人妻たちの風俗 秘蜜のパートタイム」

蒲原生人「人妻たちの風俗 秘蜜のパートタイム」、

柳田やよいは厳格で真面目な夫との暮らしにストレスが溜まり買い物依存症となるが、そのため借金を抱えてしまいソープランドで働いて返そうとする。

だが働くうちに今まで感じたことない快楽に目覚めていく。



よくある設定の人妻風俗もの。

例によって蒲原作品らしいAVにお話がくっついてるだけの作品とも言えるが、しかしこれは見方を逆にすればシチュエーション描写を丁寧に描いた意義あるAVとも言えるものになっている。

もしこの柳田がソープで働くまでの経緯をちゃんと描かず、ソープでの絡みのシーンだけだったら、こんなに柳田がソープ嬢の実習や初めての客(森山龍二か)に色々と性的に教えこまれて大きな衝撃と快感を得て変貌していく感じが伝わってこないだろうからである。

柳田の初めての客のオッサン臭いエロさはちょっと笑えるが(苦笑)、シチュエーションを丁寧に描いたことで、絡みのシーンで性的に変貌していく柳田の姿に生々しさが出ている。

金持ちだが欲求不満から借金を作りソープで働く柳田と、夫との生活を堅実に支えるためにソープ嬢になった主婦との対比も皮肉で、見方を逆にすれば悪くない一篇。 2015/03/21(土) 03:05:50 Vシネマ トラックバック:0 コメント(-)

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