0線の映画地帯 鳴海昌平の映画評

「虎狼の大義」




浅生マサヒロ「虎狼の大義」、

竹内力は武闘派ヤクザだが、ある時組をシノギで支えている兄貴分を差し置いてNo.2になる。

シノギの時代に竹内が№2になったことに伊藤洋三郎の兄貴分は納得行かなかったがなんとか了承していたものの、よその組との関係が悪くなり、対立組織は竹内の組の内紛を知って伊藤らを引き抜き内部分裂させようと画策する。

新たに赴任した刑事の今井雅之と竹内は最初こそ対立するものの仲良くなるが、今井が親切で竹内に助言したことが裏目に出る。



組織の内紛と抗争を描いた任侠ヤクザ映画。

竹内力がやたらに任侠道に熱いヤクザ役だが武闘派的印象は薄く、らしいのはラストに今井を勘違いから狙うシーンぐらいである。

結局ヤクザ社会の出世競争=人間関係にまつわる横槍、陰謀が描かれているが、まあ「仁義なき戦い」からして結局メインはそれだし、この作品も基本線を描いていると言える。

今井と竹内が子供の頃、それぞれ刑事とヤクザに拾われたから今の稼業をやっていると知って仲良くなるが、その交友が裏目に出る展開である。

出来としてはまあまあな感じの一篇。 2015/03/07(土) 01:08:57 Vシネマ トラックバック:0 コメント(-)

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