0線の映画地帯 鳴海昌平の映画評

「ニック・オブ・タイム」




ジョン・バダム「ニック・オブ・タイム」再見、

妻に先立たれた税理士ジョニー・デップは娘と共にLAに行くが、そこで娘を誘拐され、返してほしければ知事を暗殺しろと言われる。

なんとか暗殺をやめたいデップだが知事を警備する者の中にも暗殺者の仲間がいて、タイムリミットがある中デップは選択を迫られる。




映画の中の時間の流れが現実の上映時間と同じという野心作。

しかしそのわりには平板な普通のサスペンス映画に思える。

これは初見は封切り時に見たし、それも何かの映画の抱き合わせとして見たが(ジョニー・デップ主演作なのに)ただ時間が一致しているという情報で観客をこけおどし暗示にかけているだけで、結局やってることはそこそこつまらなくもないサスペンス活劇という感じでしかないな、と昔も思ったがやっぱりそんな感じである。

ジョニー・デップ主演作としては地味なB級サスペンス映画みたいなテイストで、だから同時上映の抱き合わせ作品扱いだったのにも違和感を覚えなかったものだ。

だいたい設定がシンプルだし、結末だってありがちなハリウッド活劇的に終わりそうなことはハナから想像がつくので、結局まあまあな出来の映画という感じの一篇。 2015/02/21(土) 01:33:09 外国映画 トラックバック:0 コメント(-)

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