0線の映画地帯 鳴海昌平の映画評

「ザ・痴漢ネット6」

新里猛作「ザ・痴漢ネット6」、

両親が事故に遭い実家に戻り、夫とは遠距離で暮らすことになったみひろだったが日々寂しさがつのり、ひきこもりの弟が自分のことを思いながら他の女とHしている現場を見たりするうちに出会い系サイトにハマってしまう。

ある時スリを目撃しその男を追いかけるが、男はみひろの寂しい胸の内を見抜いていた。



みひろ主演の倦怠的な女のドラマ。

みひろは後にかなり達者な演技を見せるようになるが、この頃はまだまだで、モノローグの台詞は棒読みだし、演技もイマイチだったりする。

みひろは出会い系サイトに本名から会社名まで実名で登録する間抜けさで、それが痴漢ネットというサイトに流れ、痴漢に遭いまくるが、何だかそれも大して気にせずひたすら倦怠的に流れて生きている感じなのは相当不自然だが、しかしまあこれがみひろの心象風景を映像化したシーンだと言うなら少しはわからんでもない。

それにしても人妻の倦怠感のドラマにしては所々の描写が下手くそっぽいので(苦笑)あんまり味のある作品になっておらず安っぽい。

同じピンク出身の佐野和宏や瀬々敬久、竹洞哲也辺りが撮っていたらもっと叙情あるものになったろう一篇。 2014/12/20(土) 00:00:55 Vシネマ トラックバック:0 コメント(-)

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