0線の映画地帯 鳴海昌平の映画評

「謎解きはディナーのあとで」




土方政人「謎解きはディナーのあとで」再見、

金持ち令嬢で刑事の北川景子は執事の櫻井翔と共に休暇で豪華客船プリンセスレイコに乗りシンガポールへと向かうが、船内から人が海に落下し殺人事件が起きる。

伝説の怪盗からの脅迫声明文が届くがその後殺人事件が連続する。





東川篤哉原作のミステリをドラマ化したものの劇場版。

テレビシリーズより多少設定が派手にはなっているが基本的にはあんまり変わらず映画化しているところはいい。

同じフジテレビのミステリドラマ「ガリレオ」が劇場版になるとくだらないお涙話メインになる上に到底納得行かない映画になってしまうのに比べればこの方がマシである。

とは言え前半で犯人もトリックも謎めいた脇の人物の正体まで悉く分かってしまったが、それでも一応ちゃんとミステリ映画にはなっているし、北川も櫻井も役に合っている上、最後の怪盗の居場所発覚にまつわる風祭警部=椎名桔平の持ち物のイニシャル&生年月日のバカバカしい伏線の機能ぶりなどもこのシリーズらしくて悪くない。

大した映画ではないものの、ユーモアミステリ映画としてはまあまあな一篇。 2014/10/04(土) 00:38:37 東宝 トラックバック:0 コメント(-)

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