0線の映画地帯 鳴海昌平の映画評

「淫察クリニック」

永岡久明「淫察クリニック」、

精神科医のクリニックへ女優の林奈々子が診察に来るが、精神科医は林のファンだったため舞い上がる。

だが来る度に恋愛やセックス体験の話ばかりされて精神科医は林への恋情と欲望が抑えられなくなり精神的におかしくなっていく。

そしてある時林に誘われて奇妙なクラブへ行くことになる。





林奈々子=沢木まゆみ主演のニューロティックなVシネエロス作品。

精神科医が狂っているのか沢木が淫乱的におかしいのかが不明なまま映画は終わるが、まあ最後のまとめ方はいかにも大味である。

しかしかなり妖艶な上に超美人な林奈々子が現実離れしたような淫乱な美人女優役にピッタリハマっているので中々インモラルなムードは出ている。

途中林のエロ話にエロ妄想を逞しくしてしまう精神科医のシーンはいかにもだが、ヒッチコックの「めまい」とまでは行かないものの、最後までニューロティックで怪しい幻想性みたいなものは漂わせている。

もうちょっと掘り下げれば傑作になったのに大味なまとめ方なのが惜しいが、林奈々子のかなり扇情的で艶やかな超美貌がそれなりに作品に風格を持たせている一篇。 2014/09/09(火) 01:09:43 Vシネマ トラックバック:0 コメント(-)

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