0線の映画地帯 鳴海昌平の映画評

「天使の涙」




ウォン・カーウァイ「天使の涙」再見、

殺し屋レオン・ライは顔も知らないエージェント・ミシェール・リーに惚れられるがこれが期限つきの恋愛であると悟る。

だが他の女も殺し屋を愛していた。




撮影クリストファー・ドイル+ウォン・カーウァイの「恋する惑星」から派生した一作。

本来は「恋する惑星」の一部だったお話を一本の映画に仕立てた一粒で二度おいしい金儲けに出たような映画だからか(苦笑)、お話は大してないし、先にウケた「恋する惑星」の雰囲気だけを引っ張っている薄い映画である。

確かにクリストファー・ドイルの撮影は美しいがそれだけの映画としか見えず、ミシェール・リーも美しいし、ほとんどミシェールの美脚フェチ映像の連続で、それは魅力的ではあるが、正直映画としては退屈する。

元々「恋する惑星」だって犯罪劇と恋愛話をやたらスタイリッシュに見せてるだけのひたすらクリストファー・ドイル頼みの薄い映画だと思うので、これはほとんどそれのオマケ程度のさらなる薄さの映画としか思えない。

これで一本の映画として金取るのはおかしいだろと昔劇場公開時にも思ったがそんな映画が随分儲かったらしい。(苦笑)

なんとも実に薄い一篇。 2014/08/19(火) 00:34:16 外国映画 トラックバック:0 コメント(-)

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