0線の映画地帯 鳴海昌平の映画評

「遊星からの物体X ファーストコンタクト」




マティス・ヴァン・ヘイニンゲンjr「遊星からの物体X ファーストコンタクト」、

考古学者のメアリー・エリザベス・ウィンステッドはノルウェーの観測基地に行くが、そこには氷に包まれたエイリアンがいた。

死んでいると思われたが細胞採取のため氷に穴を開けるとエイリアンは復活し人間を襲う。

だがエイリアンは人間の細胞をコピーし成りすますため、誰が乗り移られているのか観測基地の人々は疑心暗鬼になっていく。




ジョン・カーペンターの秀作「遊星からの物体X」の前日譚。

しかしお話の展開も内容も似たようなもので、エイリアンが暴れ回り、人間に乗り移り、疑心暗鬼になっていくところまで一緒でリメイク作に近い。

とは言え、カーペンター版にあったエイリアンに誰が乗り移られているのか疑心暗鬼になっていくシーンの「命懸けのババヌキ」的緊張感はやや薄く、結局「命懸けのババヌキ」シーンは随所にあるが、主に派手な怪物映画的に描かれている。

だからサスペンス感は薄いが、エイリアンの派手な暴れぶりや変態シーンの派手さなどがテンポよく描かれて活劇的面白さはある。

最後もいかにも前日譚らしい終わり方で、そう悪くない出来の一篇。 2014/08/05(火) 00:11:25 外国映画 トラックバック:0 コメント(-)

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