0線の映画地帯 鳴海昌平の映画評

「交渉人」




Fゲイリー・グレイ「交渉人」再見、

サミュエルLジャクソンはシカゴの警察署勤務のプロの人質交渉人だが、ある時警察年金着服の汚職を調べていた同僚を殺した罪を着せられ、公金横領の濡れ衣まで着せられる。

無実を晴らすためにジャクソンは故意に人質を取って立てこもり、もう一人の交渉人・ケビン・スペイシーを呼ぶ。




人質交渉人を主役にした活劇映画。

今では日本のドラマでも人質交渉人を主役にしたものは色々あるが、まだこの映画が作られた頃は交渉人の仕事を明確に描いたものは少なかったので、犯人との交渉シーンの駆け引きなども新鮮に見えたが、今では当然鮮度は落ちている。

しかしそれでも人質交渉人の駆け引き自体をサスペンスのメインに添えながら陰謀じみたサスペンス映画が展開していくので、その辺りはそう悪くない。

とは言え交渉人の駆け引きの魅力が緻密なサスペンス展開の魅力と連動しているとは言い難く、少々大味なところがあり、サミュエルLジャクソンもケビン・スペイシーも好演しているが、妙にこじんまりした映画だなとはまた思わせる。

設定は凝っているが、全体的な展開がサスペンスフルに凝っているとは言い難いまあまあな一篇。 2014/07/15(火) 01:30:16 外国映画 トラックバック:0 コメント(-)

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