0線の映画地帯 鳴海昌平の映画評

「セルラー」




デイビッドRエリス「セルラー」再見、

キム・ベイシンガーは犯人グループのジェイソン・ステイサムにある家の屋根裏部屋に監禁されるが、ステイサムは部屋の電話を破壊して出て行く。

だが電話をなんとか自力で修復したキムは電話をかけると、たまたま青年の携帯電話にかかる。

青年はなんとかキムを助けようと奔走しウィリアムHメイシーの警察官にも捜査を頼むが事態は錯綜していく。



ラリー・コーエンお得意の題材の原案を映画化したサスペンス映画。

デイビッドRエリスはすでに亡くなっているが、この作品が最高傑作ではないかと思う。

状況や設定の錯綜した面白さ、そこからの展開の妙、アイデアの数々にテンポのよいサスペンス映画の見本のような巧さなどなど、まるで「特捜最前線」における長坂秀佳脚本の誘拐ものや爆弾ものの傑作の数々を想起させるほどの出来で実に見事な作品である。

こういう隙のないウェルメイドな面白さの映画をみんな本当はサスペンス映画を作る人は目指してるんだろうが中々そうそううまく行くものではないわけだが、これはその中では見事にスリリングな魅力のサスペンス映画の秀作になり得ている得難い一篇。 2014/05/27(火) 01:08:58 外国映画 トラックバック:0 コメント(-)

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