0線の映画地帯 鳴海昌平の映画評

「ギャングシティ」




ジム・コーフ「ギャングシティ」再見、

ジェームズ・ベルーシとトゥパック・シャクールは刑事だが裏ではドラッグ売買に手を染める悪徳警官だった。

ある時売人を殺してしまうがそれは実は潜入捜査官だった。

二人は徐々に追い詰められていく。



悪徳警官を描いたノワール犯罪映画。

トゥパックが悪徳刑事役ってとこがさすがにリアルだしジェームズ・ベルーシもうらぶれた味を出しているが、映画自体にもノワール映画的な退廃の気配が随所にあり、それが二人の悪徳警官が追い詰められていくことでサスペンスフルな展開となっていき、わりと面白く見られるノワールサスペンス犯罪映画になっている。

ジム・コーフは「計画性のない犯罪」も捻ったプロットを展開させていくところが巧かったが、この作品も追い詰められていく悪徳警官の描写展開が巧くて中々いい。

ノワール映画の濃厚な気配がそんな展開の妙に黒い深みを与えている佳作な一篇。 2014/05/24(土) 01:03:32 外国映画 トラックバック:0 コメント(-)

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://shoheinarumi.blog18.fc2.com/tb.php/1524-43509ed6