0線の映画地帯 鳴海昌平の映画評

「縁切り闇稼業VOL2 恐怖!毒殺保険金詐欺」




久保寺和人「縁切り闇稼業VOL2 恐怖!毒殺保険金詐欺」再見、

萩原流行のホストにして闇の縁切り屋が元恋人、高樹澪を巧妙な方法で少しずつ毒を盛って毒殺し保険金を取ろうとする夫の中谷彰広と対決するお話。

恋人の高樹が依頼者だから私情が入りそうなものだが萩原はあくまでクールに問題を解決していく。

中谷彰広は昔「面接の達人」で有名になり、その後自己啓発本をやたら出して胡散臭い印象もある人だが、その胡散臭い悪イメージまんまの役を演じていて(苦笑 この人洒落がきくのかそういう役を平気でよく演じる)優しそうだが不気味な男の役を好演している。

テンポのいい展開の勧善懲悪ものだが、ラスト、かっての恋人萩原に助けられ感謝しつつ復縁を匂わせる高樹に、萩原がホストとしての自分の愛を買いに来いと告げて去っていき、それに対し高樹が複雑な笑い声を上げる描写に、二人の間の複雑な関係性と時間の流れがふと意味深に垣間見え、中々味のある終わり方をする一篇。 2014/05/14(水) 00:08:13 Vシネマ トラックバック:0 コメント(-)

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://shoheinarumi.blog18.fc2.com/tb.php/1521-309248ad