0線の映画地帯 鳴海昌平の映画評

「ファンハウス 惨劇の館」

ファンハウス 惨劇の館 [DVD]ファンハウス 惨劇の館 [DVD]
(2009/10/07)
エリザベス・ベリッジ、クーパー・ハッカビー 他

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トビー・フーパー「ファンハウス 惨劇の館」再見、

ある四人の男女は田舎町のカーニバルにやって来て、そこのお化け屋敷ファンハウスに入るが、そこでたまたま客引きの男が女を殺す現場を目撃。

しかしファンハウスには出口が見つからず、四人は右往左往することになる。






トビー・フーパーのホラー映画。

「悪魔のいけにえ」に比べると随分オーソドックスなスタイルのホラー映画で、はっきり言ってさっぱり面白くない。

もう怖いとか怖くないとか言う次元ですらない(まるで怖くもなんともない 苦笑)ただ単に田舎町のカーニバルにやって来たアメリカの長閑な若者を描いた可愛らしい児童映画みたいなホラーである。(苦笑)

捻りもなければ山場も大してなく、閉じた空間でのホラーという点でなら、この後フーパーは「悪魔のいけにえ2」という第一作以上の傑作を撮るのだが、この映画は同じ人間が撮った映画とは思えないほど退屈でなんてことなく、ただ怪奇映画の形式を取っているにすぎないだけのつまらなさである。

古典的でオーソドックスな怪奇映画のパターンではあるだろうが、かっての古城とかを当時のアメリカのカーニバルのお化け屋敷に置き換えただけで、これで芸があるとはとても言い難い。

トビー・フーパーはホラーの巨匠なので何でもかんでも傑作を撮ってるように言われたりもするが、これは実になんてことなさすぎる出来である。

寧ろあまりにシンプルすぎて、長閑な児童映画的可愛らしさばかりに好感が持てる(笑)一篇。
2014/04/22(火) 13:44:43 外国映画 トラックバック:0 コメント(-)

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