0線の映画地帯 鳴海昌平の映画評

「伝説の痴漢ワザ師・五郎」

伝説の痴漢業師・五郎 [DVD]伝説の痴漢業師・五郎 [DVD]
(2004/10/25)
不明

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芝山隆二「伝説の痴漢ワザ師・五郎」、

高橋和興は気の弱い冴えない童貞サラリーマンだったが、クセで毎日くるみを掌で転がしていたことが幸いして、初体験で、経験豊富そうな女性とホテルに行った時、見事なフィンガーテクニックを無意識に見せたため、相手は悦び、あなたの手は女性を狂わせる手だと絶賛される。

すると通勤電車で出会うツンケンした女の体を触っても悦ばれ、仕事もどんどん順調になっていく。

いつも怒鳴られていた上司の吉行由実にも気に入られだすが、ある時不倫相手の部長が妻と中々別れないことに荒れた吉行は高橋と関係するが、そのテクニックに酔わされる。






「太陽にほえろ!」や村川透の助監督だった芝山隆二の作品。

芝山自身の企画作品だが、内容はまあ昔の軽いSP映画のエロ版のような艶笑喜劇映画で、なんてことないものである。

吉行由実と高橋の絡みのシーンがやたら長く、まあ軽くて短絡的な内容だが、最後はどんどん出世していく高橋がいつも転がしていたくるみを落としてから、相手の女に誘われたのに痴漢で捕まって終わるオチである。

単純で古っぽいシンプルすぎる映画だが、それもドラマ的葛藤なんてないに等しいほどのシンプルさで、まあやはりなんてことない一篇。
2014/04/08(火) 13:48:04 Vシネマ トラックバック:0 コメント(-)

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