0線の映画地帯 鳴海昌平の映画評

「スパイダーマン3」

 
スパイダーマン™3 [DVD]スパイダーマン™3 [DVD]
(2012/05/23)
トビー・マグワイア、キルスティン・ダンスト 他

商品詳細を見る


 サム・ライミ「スパイダーマン3」再見、

 ニューヨーク市民に愛されるようになったスパイダーマンだったが、その正体のトビー・マグワイアも女優のキルスティン・ダンストと幸せな日々を過ごしていた。
 
 だがトビーはニュー・ゴブリンになった親友の復讐的襲撃に遭う。

 彼はトビーが父・ウイリアム・デフォーの仇だと思っていた。

 だが親友は頭を強打し記憶を失い復讐心を忘れる。

 だがその後世話になったおじさんを殺した敵がわかり、トビーは復讐心に燃え、パワーアップしたブラック・スパイダーマンとなってしまう。




 「スパイダーマン」シリーズの3作目。

 あまりに傑作だったPART2と比べるとやはりちょっと落ちる出来で、PART1の悪役・デフォーの息子の復讐話が出てくるからか、まるでPART1の続編のような感じがする内容である。

 しかし復讐心がパワーアップはさせるが、間違った方向にヒーローですら暴走させるという「スパイダーマン」シリーズの暗部には触れていて、この辺りには9・11以降にテロに対して復讐心を燃やして暴走したアメリカ本国への批評もあるようで、そういう意味ではPART2の意味深さを含んだ作品とも言える。

 最終的には何とかまとまった形でおさまるが、それでも多少錯綜した展開と活劇になっていくところはある。

 出来としてはまあまあな出来の一篇。
2013/12/03(火) 13:43:22 外国映画 トラックバック:0 コメント(-)

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://shoheinarumi.blog18.fc2.com/tb.php/1445-41765154