0線の映画地帯 鳴海昌平の映画評

「地獄で眠れ」

 
地獄で眠れ [DVD]地獄で眠れ [DVD]
(2008/11/26)
テレサ・サルダナ、ジョセフ・メイハー 他

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 J・リ-・トンプソン「地獄で眠れ」再見、

 南米の独裁政権国家では独裁者が残忍な拷問を行っていた。

 ある記者がそれを取材するが殺されてしまう。

 記者の知人の殺し屋、チャールズ・ブロンソンは独裁者の暗殺を頼まれるも年齢を理由に断るが、あまりの独裁者からの被害の多さを知って旅行者になりすまし南米の独裁国家に潜入する。






 チャールズ・ブロンソン&J・リー・トンプソンコンビのアクション映画。

 初見は80年代の封切り時だが、もうその時点でこういうB級アクション映画がロードショー公開されることは少なくなっていたし、タイトルもすでに時代錯誤な感じだったが、中身は実に締まった出来で、こういうB級アクションが消滅しないでほしいなと思ったものだ。

 そしたらブロンソン&トンプソンコンビはこの後もこの手の活劇映画を長年デスウィッシュシリーズとして継続して作り続けてくれ嬉しかったものである。

 アクション映画としても中々よい出来だが、サスペンス映画としても秀逸で、特にトンプソンお得意の部屋の物陰に隠れたり、そこから飛び出したりの描写に巧みなサスペンス描写がある。

 この時点ですでにブロンソンはもう高齢だったのだが、その後も老体もろともせずB級アクション映画に邁進し続けたのは実に偉いと思う。

 公開当時でも少なくなっていた、締まったB級活劇の佳作な一篇。

2013/11/17(日) 13:39:23 外国映画 トラックバック:0 コメント(-)

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