0線の映画地帯 鳴海昌平の映画評

「ダークシティ」

 
ダークシティ [DVD]ダークシティ [DVD]
(2012/11/07)
ルーファス・シーウェル、キーファー・サザーランド 他

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 アレックス・プロヤス「ダークシティ」再見、

 記憶を失っているルーファス・シーウェルは娼婦の腹に謎の螺旋を刻む連続殺人犯として追われていた。

 日が昇ることがないダークシティには様々な謎があり、ルーファスには妻との過去の記憶が自身の謎を解く鍵だった。




 畏形の都市を描いた世紀末SFスリラー映画。

 「ブレードランナー」ほど強烈な未来都市のイメージを叩きつけてくるわけではないが、ミステリー的展開の面白さは中々あり、閉じられた謎のダークシティの世界をわりと色濃く面白く描いている。

 今は「24」のジャック・バウワーで有名になったキーファー・サザーランドが不気味な博士の役どころで出演している。

 ジェニファー・コネリーも中々艶めかしい個性を出している。

 閉じた世界と外部の世界、外に出たかと思いきや内部の世界に反転してしまい、そしてその閉じた世界自体に意味があるのか、果たして真にそんな世界が存在しているのか、というどこか世界実存的SFスリラーになっていて、その辺りを展開の妙で見せているところが面白い、わりと秀作な一篇。

2013/10/22(火) 13:38:02 外国映画 トラックバック:0 コメント(-)

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