0線の映画地帯 鳴海昌平の映画評

「フリービーとビーン 大乱戦」

 
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Alan Arkin、James Caan 他

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 リチャード・ラッシュ「フリービーとビーン大乱戦」再見、
 
不良な刑事ジェームス・カーンと子持ちで真面目なアラン・アーキンの刑事コンビは賭博のボスの犯罪の証拠を握り出世を狙うが、ボスは殺し屋に狙われていたため、二人はボスが犬の散歩中にジッパーを開けていたと言って公然猥褻罪で逮捕する。

 だが上司や検事にはムチャクチャな逮捕の仕方を怒られまくる。

 その後なんとか殺し屋からうまくボスを護衛したものの、第二の意外な殺し屋が現れる。





 バディものの刑事コンビアクション喜劇映画では未だ最高作だと思う映画。

 この後日本でもアメリカでも刑事コンビものの面白い作品は幾つか生まれたが、それでも未だに最高の刑事コンビはこのジェームス・カーンとアラン・アーキンだと思う。

 デタラメな不良刑事にカーンが実によく似合い、真面目臭くて家庭を抱えたアーキンもとてもいい味を出していて、このコンビのデコボコアクション喜劇の感じはきっとその後生まれた邦洋の刑事コンビコメディアクションに大きく影響を与えていると思う。

 メチャクチャなアクション展開とギャグの連続、ノリのいい粋なほどのグルーヴ感あるアクションコメディテイストぶりの、どこもかしこも面白い充実した出来で、この手のものでここまで充実している作品はやはりそうはなく、せいぜいルッジェロ・デオダートの身も蓋もないバディ刑事バイオレンスアクションもの「バニシング」がこれに続くぐらいだろうか。

 なんとも未だ刑事コンビのバディもののアクションコメディでは最高峰であり続けている歴史的傑作だとさえ思う一篇。
2013/09/15(日) 13:40:22 外国映画 トラックバック:0 コメント(-)

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