0線の映画地帯 鳴海昌平の映画評

「コールド・フィーバー」

コールド・フィーバー [DVD]コールド・フィーバー [DVD]
(2004/03/05)
永瀬正敏、リリー・テイラー 他

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 フレドリック・トール・フリドリクソン「コールド・フィーバー」再見、

 サラリーマンの永瀬正敏はハワイに行くのを止めて祖父の鈴木清順の言うとおりアイスランドへ旅することにする。

 アイスランドはかって父母が死んだ場所でその供養もしたかったからだ。

 しかし雪と氷のアイスランドで露天風呂に迷いこんだり変な場所に行ったりと中々目的地に着けず、たまたま手に入れた赤いシトロエンDSで旅するも途中ヒッチハイクで乗せた者が強盗で永瀬は奇妙な事態に巻き込まれていく。






 永瀬正敏主演のアイスランドにロケしたロードムービー的な映画。

 しかし行き当たりばったりの展開をロードムービーと呼べば聞こえがよかろうが、要するにオフビートでダラついた活劇的悲喜劇映画でなんだかピンとこない中途半端な映画という感じである。

 ヴェンダースのロードムービーにあるあくまで移動というものを映画的運動感で撮ることにそうこだわった感じでもないし、ジグザグな堂々巡りは笑えんでもないがそう大して面白いわけでもない。

 永瀬はまあ好演しているがそういい味を出してるとも言い難いほど映画自体が大して面白くないので役者がそう映えるという感じでもない。

 赤いシトロエンDSは確かに印象に残るが、この名車の良さを生かした使い方をしているとも言い難い。

 まあ可もなく不可もない出来だが、そういう映画特有のつまらなさが目立つところがある一篇。

2013/08/20(火) 13:38:29 外国映画 トラックバック:0 コメント(-)

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