0線の映画地帯 鳴海昌平の映画評

「ミッション・インポッシブル」

 
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(2011/04/28)
トム・クルーズ、ジョン・ヴォイト 他

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 ブライアン・デパルマ「ミッション・インポッシブル」再見、

 CIAの中のスパイ組織は暗殺から探索まで仕事をこなしていたが、ある時CIAのリスト漏洩からプラハでの作戦中、トム・クルーズ以外のメンバーは皆死んでしまう。

 だが実はこれはCIA側がスパイ組織の中の裏切り者を見つけるための工作で、そのため生き残ったトムが疑われてしまう。

 トムは濡れ衣を晴らそうとする。






 シリーズ第一作目。

 しかしスパイの非情な生き死にが描かれるところや味方のスパイを疑うややこしい展開はデパルマ映画らしいし、いいものの、どうもその裏の裏をかく展開の醍醐味の描写が大味すぎてイマイチで、派手な見せ場も悪くはないのだが、なんだか映画の筋や展開と合ってなくて無理やり見せ場を作ってくっつけてる感じがする。

 ジョン・ボイドやエマニエル・ベアール、ジャン・レノなど豪華キャストだが、まあジョン・ボイドはいいものの、ジャン・レノはハリウッドにこずかい稼ぎにきただけみたいな役で(苦笑)、昔の東映の関山耕司や潮健児ぐらいの感じの脇役でさっぱり個性が出ていない。

 このシリーズはジョン・ウーが監督した二作目も逆に単細胞すぎる出来となりイマイチだったが、よくこんな程度の出来の映画ばかりでシリーズが続くなと思ったものだ。

 だが3作目以降は徐々に面白くなってきているところがある。

 デパルマらしい暗さはあるが、妙にチグハグな感じもする一篇。
2013/07/30(火) 13:50:21 外国映画 トラックバック:0 コメント(-)

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