0線の映画地帯 鳴海昌平の映画評

「ハワイ珍道中」

ハワイ珍道中(DVD)  KHD-015ハワイ珍道中(DVD) KHD-015
(2012/03/01)
花菱アチャコ、伴淳三郎 他

詳細を見る


  斎藤寅次郎「ハワイ珍道中」、

 ある時新聞に人探しの広告が載り、指定された女性が会いに行くと、そこにはかって女性と交際のあったハワイのパイナップル工場の社長になったと言う花菱アチャコがいた。

 その後その花菱を探して江利チエミの娘がハワイに行き、父を探すが実は花菱は社長などではなく工場の門衛であり、その姿で江利と会うことになる。

 その頃田端義夫はかっての海賊の宝の地図をみつけたと言い伴淳三郎に船を貸してくれと言ってくる。

 お宝を目指してある島に乗り込むが、そこは人喰い島で島の原住民に襲われることになる。




 

 新東宝の総天然色カラーで描かれた喜劇映画。

 ほとんどドタバタ喜劇に近く、その合間にハワイの長閑な風景や歌や踊りが出てくるが、まあコント仕立て風のシーンが多く、益田喜頓や伴淳三郎、堺駿二や花菱アチャコがドタバタを演じる様がメインという感じの喜劇映画である。

 お話の筋はシンプルなもので、途中江利チエミや田端義夫が歌うシーンも挿入されるが、全体的に歌謡映画とハワイアン喜劇映画の合体といった感じである。

 大して面白いわけでもないが、そうつまらなくもない出来で、とは言え総天然色カラーの色彩があんまり新東宝ぽくなくて寧ろ東映喜劇映画を思わせるものだったりする。

 なんというか賑やかし映画という感じが強い軽い喜劇の一篇。
2013/04/23(火) 14:17:38 新東宝 トラックバック:0 コメント(-)

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://shoheinarumi.blog18.fc2.com/tb.php/1320-4bb24187