0線の映画地帯 鳴海昌平の映画評

「名探偵コナン 11人目のストライカー」

 
劇場版 名探偵コナン 11人目のストライカー スタンダード・エディション [DVD]劇場版 名探偵コナン 11人目のストライカー スタンダード・エディション [DVD]
(2012/11/21)
高山みなみ、山崎和佳奈 他

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 静野孔文「名探偵コナン 11人目のストライカー」再見、


 江戸川コナンらはサッカー観戦を楽しもうとするが、毛利小五郎の事務所には脅迫電話がかかってきて、爆弾爆破予告と共に爆破を止めるための暗号を犯人に提示される。

 コナンは機転と推理によって仕掛けられた爆弾を解除しようとするが、時間がないため観客を避難させ爆破による被害を何とか食い止める。

 だがその後も犯人からは爆破予告があり、コナンは敢然と立ち向かう。






 「名探偵コナン」劇場版シリーズの16作目。


 爆弾ものサスペンスの面白さとサッカーに賭ける精神性を両方描いた緊迫した面白さに溢れている。

 まあ爆弾ものとしてはそう凝っている方ではないが、テンポのいいタッチで見せているので飽きさせない。

 最後のクライマックスはちょっとご都合主義っぽいが、しかしそれが悲しい犯行動機を抱える犯人を改心させるものにはなっている。

 遠藤保仁や三浦知良らJリーガーが登場するがご本人が声を当てている。

 ガチャピンさんがコナンに最後の指針を与える役どころになっているところなどにJリーガーに対するリスペクトが感じられるが、その辺りにも無理がなく、うまく描かれているところがいい。

 いずれにしても日本映画の実写版において、このぐらいスリリングに緊迫した娯楽作は中々ないので、多少気になるところはあるがやはり今回も見事秀作になっている一篇。
2013/04/20(土) 00:23:26 東宝 トラックバック:0 コメント(-)

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