0線の映画地帯 鳴海昌平の映画評

「サシャ・ザ・ベアー」

 アンリ・デゾネ「サシャ・ザ・ベアー」、

 森の一軒家で暮らす少女は熊をみつけて一緒に暮らすが、そこにハンターがやってくる。

 少女はハンターに熊を隠しながら熊と仲良く遊ぶが、急に熊が欲情して少女に手を出し悲鳴を上げたところにハンターが危険を察知して戻ってくる。






 なんともファンタジックというかメルヘンチックな短編映画。

 熊は明らかに着ぐるみだし、まるで幼児向けのメルヘン映画みたいだが、熊が少女に欲情して襲いかかるところは子供向けとは言えないところか。

 だがハンターに助けられた少女はその後ハンターと結婚したのか花嫁衣装を着てハンターの家へ行くが、そこには首だけになった熊などの動物の剥製が飾られている。

 少女は自分もハンターにまるで動物のようにハントされたとでも思ったのかどうか、最後はなんとも不明瞭な感じで終わってしまう。

 全体的にコミカルなタッチだが、結局妙に呆気ない感じがする映画である。

 だから何だ?って感じで映画は終わるし、途中の描写からしても海外ミュージシャンのPVみたいな感じがする一篇。


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2013/03/11(月) 13:43:39 外国映画 トラックバック:0 コメント(-)

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