0線の映画地帯 鳴海昌平の映画評

「筋肉痛少女」

 前野朋哉「筋肉痛少女」、

 ある少女は全身筋肉痛で身体が痛くて朝なかなか登校できないでいた。

 途中も道に倒れこむが、通学を急ぐ生徒らはそんな彼女を放っとけずに何とか登校させようとするが、そうこうするうちに時間は経ち、彼女に関わった者たちまで遅刻しそうになる。



 

 グダグダな学生生活を描いた小さな喜劇映画。

 登校中に筋肉痛の少女に巻き込まれて他の生徒も遅刻しそうになる話だが、随分あっさりしすぎな映画である。

 まあこういうグダグダした学生生活の時間こそ大人になったら意外といい思い出の時間になる、という俯瞰した視線で語られている映画なようにも見えるが、映画自体は随分ユルくダラダラした学生スラップスティックコメディ映画である。

 もうちょっと何かあってもよさそうなものだが、シンプルというかバカ喜劇に徹しているというか、実にあっさり終わってしまう。

 それでも意外と人物全員がちゃんとキャラ立ちして描かれてはいる一篇。


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2013/02/25(月) 13:25:42 その他 トラックバック:0 コメント(-)

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