0線の映画地帯 鳴海昌平の映画評

「超淫力 絶頂女」

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(2004/06/25)
日野繭子/笹木ルミ/青山涼子/野上正義

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 中村幻児「超淫力 絶頂女」、

 男は競馬にハマっていて、レース前に女とヤると相手の女が当たり馬券を予知するという噂を信じてカノジョの日野繭子とコトを行うが、なんと日野は当たり馬券を予知する。

 後日のレースで見事日野の予知によって万馬券を手にする二人だが、欲が出た男はその後飲み屋のママさんと浮気をし、当たり馬券をアテにして店を買おうとしてヤバそうなサラ金から金を借りて臨むが、今度は見事外れてしまい借金だけが残ることになる。

 実は日野が香水の匂いから男の浮気に気ずいたのと、競馬にのめりこまないように嘘の情報を与えたためだった。

 だが借金ができたことで仕方なく日野は男と寝て次のレースの当たり馬券を予想しようとするが、SEXに感じなくなり予知も出来なくなっていた。



 

 SEXの絶頂によって予知能力が生まれるという荒唐無稽設定の喜劇映画。

 まあこのバカバカしい設定に沿ってお話が進行していくだけの艶笑喜劇だから、どうのこうの言ってもはじまらないが(苦笑)結局馬鹿げたお話に終始している。

 SEXと予知能力をめぐるお話の展開もまあありがちな展開を迎えるだけであるが、意外なのはこんなおバカな話を最後は無理やりシリアスな絶望の物語に持っていこうとしているところだろうか。

 それはどう見ても無理があると思うのだが(苦笑)、途中男とのSEXに感じなくなった日野が取り立てに来た借金取りに利子代わりにレイプされると、彼氏に見られながらの背徳レイプに感じるようになって予知能力も復活したため、結局借金を返すために男は日野を他の男に抱かせ万馬券を予知させざるを得ず、その辛さに耐えて悲しく終わるという顛末となっている。

 しかしまあその最後の悲しい状況に至るまでのプロセスがあまりにもバカバカしいので、最後悲劇に持ってく終わり方には無理やり感が出まくっているとしか言いようがない。(苦笑)

 脇で出てくる野上正義も日野も好演しているが、まあなんだかユルイ喜劇だなあとは思う。

 しかしこの頃はやたらと女をイカせるために男が愚息に歯ブラシを入れてるだの真珠を入れているだのって描写がよくあり、この映画でもそれなりに女性に効果ありみたいに描かれているが、そういうの最近とんと見かけなくなったなとは思う。(現実にはそういう奴まだいるのかも 苦笑)

 結局バカバカしい艶笑喜劇だが、楽しく見てられないこともない一篇。
2013/01/18(金) 13:59:08 その他 トラックバック:0 コメント(-)

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