0線の映画地帯 鳴海昌平の映画評

「爆裂!パチンコエンジェル 愛のキューピットホール」




相羽誠聡「爆裂!パチンコエンジェル 愛のキューピットホール」、

星美りかは就活中の大学生だがなかなか就職が決まらなかった。

星美の実家のパチンコホールで知り合った彼氏の吉岡睦雄もパチンコ店に入り浸り就活はロクにやっていなかった。

ある日星美の実家のパチンコ店の客足が急遽悪くなるが、それは大手チェーン店が近くに出来たからだった。

星美の父は店が閉店寸前で行くところがなく星美のマンションで同居することになるが、父と娘には母の死をめぐって確執があった。

その後店の客足が極端に悪くなったことの本当の原因が明らかになる。





パチンコ店を舞台にした庶民派喜劇。

庶民的なムードはこの手の作品の一番の美点だがそれがちゃんとあるのがいい。

そこにエロと勧善懲悪が代入されるお約束展開だが、少々定番すぎる出来である。

パチンコ店が急遽不入りになった原因も誰が善人顔した悪人なのかもあからさまに察しがつくし、まあどうということのない作品である。

それでも全体に流れる庶民派ムードがいいので、まるで他愛ない出来だがつまらなくもない一篇。 2014/11/29(土) 00:31:19 Vシネマ トラックバック:0 コメント(-)
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