0線の映画地帯 鳴海昌平の映画評

「ブロンディー 女銀行強盗」

ブロンディー/女銀行強盗 [DVD]ブロンディー/女銀行強盗 [DVD]
(2007/02/23)
キム・ベイシンガー、ヴァル・キルマー 他

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ラッセル・マルケイ「ブロンディー 女銀行強盗」再見、

キム・ベイシンガーは凄腕の銀行強盗だったがテレンス・スタンプの裏切りにあって服役し、いつも息子のことが心配だった。

出てきてから離婚した夫に聞くと息子には母は死んだことにしてあると言われる。

だがある時キムは間抜けなコンビニ強盗事件に出くわし、金も取れないドジな泥棒ヴァル・キルマーに強盗としての経歴を憧れられて組むよう頼まれる。

だがテレンスに何も事情を知らないヴァルが連絡したことでキムはテレンスに強盗に戻るよう言われ、過去をばらされた挙げ句それでも戻るのを拒むと、息子を誘拐されそれを人質に銀行強盗の仕事を強要される。






キム・ベイシンガー主演の女銀行強盗映画。

本当は足を洗いたいのにまた息子を誘拐されて強盗に戻らされる展開だが、ラッセル・マルケイはやたらスタイリッシュな映画をデビュー以来よく撮っていたが、この映画辺りからわりと手堅いプログラムピクチャーテイストの活劇を撮るようにもなった。

適度に手堅くまとまっており、どこか村川透とかのプログラムピクチャーの活劇映画みたいなまとまりを感じる。

キム・ベイシンガーも役に合っているし、母子の話と強盗話がわりとうまく絡んで繋がっている。

最後のオチも中々悪くなく、そこからハッピーエンドで終わる展開なのもまあ映画のテイストには合っている。

そう大傑作でもないが、そこそこには面白いプログラムピクチャー的な出来である一篇。
2013/05/31(金) 13:56:36 外国映画 トラックバック:0 コメント(-)
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